高田建築

三木市、神戸市、姫路市など兵庫県で新築、
リフォームのことなら高田建築にお任せ下さい。

tel:0795-86-1389

メールでお問合せ

ダイアリー

三木市、外壁塗装

三木市の外壁塗装工事で、焼板の塗装をしています。  昔ながらの入母屋作りに焼板張りと最近では、建つことも少なくなってきました。 このお家も築17年で一度も手を加えて居ないとおっしゃられていました。 焼板の板は、杉の板を使っていて、現状態は、雨や風や直射日光で冬目が浮き上がり大分傷んでいました。 冬目とは? 木材の育った季節に関係があります。板の杢目が冬目になり、丸太を輪切りにすると年輪があります。年輪の色の薄いのが夏目になり、夏は成長が良いので、組織が粗く柔らかく、年輪の色の濃いのが冬目になります。 冬は成長が遅いので、組織が詰まって物凄く硬いです。 その年輪を数えると木の年齢が解ります。樹齢を重ねと年輪の間隔が狭くなり、硬い冬目が詰まると、凄く強い材木になります。 1000年経った木で作った柱は1000年持ちます。その証拠に古い御寺や神社は300、400年ざらに建っていますし、日本最古の建物、法隆寺なんて、1400年も経ってるんですものね!凄いです!  私達、高田建築は法隆寺は建てれません!  ですが、少しでも長く住んで頂けるように、柱は国産材の桧を使います。 外国産材が悪いとわ言いませんが、先ほどの年輪の話同様、暖かい国で育った木材は夏目の成長が良いので柔らかい!害虫も食べやすい!と言う事ですよね。 大手メーカーさんは、沢山のお家を建てます。なので需要と供給が安定している外国産材を使うしかないのです。 私達は、使い易さよりも強さ求め、新しい建築も取り入れ、昔ながらの建築も守って行き、より良い建物にして行きます。 焼板の話から脱線してしまいました。 塗装は長田塗装の長田さんが丁寧に塗ってくれています。  

« »